元気な風展の当番で一日 上山城売店周辺で過ごす。サクランボ狩りシーズンの観光客もあり、前前日のTV取材効果もあり、客の入はあるもののさほど売れない。景気のせいか、百均グッズに慣れた感覚になっているのか、はたまた露天のイメージと並ぶ品々にギャップがあったのか。モノつくりたち全てを応援してとは言わないが、しっかり見て出会ってほしい。私は3.4つの気に入ったモノがあった。私はオール共材の茶筒を買い求めた。昨年の真室川会場では驚くほどの人出と売上があったと聞いたので、間が悪かったかも知れない。又は大きなムーブメントにしなければならないのか。
ふと思ったのが、民芸運動だった。用の美を追い求め、柳宗悦、浜田庄司、河合寛次郎、芹沢けい介らが伝統的民芸品を含め、その価値を再認識して、新たな作品群も世に送り出した。仙台には福祉大に芹沢けい介記念館がある。彼の世界中のコレクションと共に作品群もあり、目の当たりにすると感動する。私はもう一人その運動でも評価され活躍した金城次郎さんの、掘りの深く鮮やかな魚の絵付けのぐい飲みを後生大事にしている。
今回、3つの団体が協働で企画展示し、市内ではスタンプラリーも開催し、元気風会場、長屋門ギャラリーの多数の作家の展示会場、カミン内での手工芸グループここさん展示会場をめぐり景品が貰える企画もあった。取り合せ企画は悪くなかった。ラリー企画運営は一緒に店番もし、ここ代表で編み物の素敵な作品を手がける祐子女史。彼女の作品展を是非と思っていたらプロデュースを頼まれてしまったので、何れかの機会で長屋門ギャラリーでお披露目する時がくるでしょう。
後に城周辺を散策 、
蔵王を眺め、足湯につかり、ゆっくりと時を過ごす。絶景のロケーションなのである。
あツ 双子ちゃんだ。
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