冬季間にも関わらず、現場の左官屋さんが、工期が迫っていることに見兼ねて漆喰の仕上げに入ってくれた。ザラ板、ラスモルタル、中漆喰、そして仕上げの漆喰と段階を踏んで、壁が仕上がっていく。役物の角が段状にな...
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以前に投稿した豪農尾形家。そして、今現場にある武家住居。おのずのこの2つを比較しながら、現場の作業を見守り、適切なサジェスチョンをしなければならない。図面での当初の指示は全部済ませてある。修繕の為天井...
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江戸後期に建てられた武家住宅では、既存の壁仕上げ剝きの作業が行われていた。入っての玄関正面だ。土壁の下地を含めた状態が露出された。竹木舞の状態が見える。盛りカゴをつくるように竹を重ねて織っていく。とこ...
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小規模の建物であり、現場はみるみる変化して行く。毎日のように電話が入るのでその度現場に行く。漆喰下地の木ズリの打ち付けが終わった。木ずりは乾燥してないといけないので、在庫して納品できるもので巾の狭い6...
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おおよそ、これまで経験のないWORKSが始まった。萱の葺き替えを含む古民家の修繕だ。萱を剥がし、新たな小枝桟を補足している。膨大な廃棄する萱がでてくる。新たな萱も運び込まれている。それを横目に内部の補...
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近代(現代)建築は感動しない、ある師の言葉。レトリックが見え透いた建築など言うに及ばず。記憶に残る ふつふつと感動を呼び起こす建築は数少ない。意図が解って微笑んでしまうものは数多くあるけれど。
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午前の遅い時間に現場の型枠検査に向かった。壁厚の一部よれているところは直してもらった。日曜も出て型枠を一生懸命組んでくれていたからあまり文句を言う気になれない。そして午後、カッパを着て現場に向かった。...
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1つのprojectが現場に入った。現場担当者と協議を重ねる。図面は一つの意図である。意図を深化させなければなならない。その中で勃発したのが、地中内に埋まっていた転石だった。邪魔になる。地盤調査は先に...
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