平成24年度、25年度にわたり改修工事が25年秋、最後に炉の吊り鉤を取り付けて完成、おおよそ個人の意志など入る余地のないものの、その時代に造られたモノたち痕跡を残し、今後長く持つための作業を指示したと...
続きを読む
24年度の締めくくりの事業でありました上山の歴史的建物、市内の街並み掲載の「羽州街道かみのやま絵図」が完成し、まちcafe、市内の書店、上山城、蟹仙洞その他にて販売しています。定価350円です。是非手...
続きを読む
この半年、十日町広場のトイレの設計監理に携わってきましたが、無事3月に完成し利用できるようになりました。30㎡を超える程度の小さな施設ですが、この場所に今建つ解釈を求められた施設と思っておりました。現...
続きを読む
「しんチャン、こうチャンを知っているの?」「???・・・・」こう話かけられた。しんチャンというのは地元で呼ばれる私の名で、こうチャンとは、果たしてと思いきや、蟹仙洞の長谷川浩一館長のことだった。長谷川...
続きを読む
東方見聞録を書いたマルコポーロは、萱葺きの屋根を金と勘違いして黄金の国ジパングと書いたらしいと教科書をもとに学校の先生はそう教えてくれた。その時はえらく納得して聞いていた。遠い昔のことだが。しかし、そ...
続きを読む
冬季間にも関わらず、現場の左官屋さんが、工期が迫っていることに見兼ねて漆喰の仕上げに入ってくれた。ザラ板、ラスモルタル、中漆喰、そして仕上げの漆喰と段階を踏んで、壁が仕上がっていく。役物の角が段状にな...
続きを読む
以前に投稿した豪農尾形家。そして、今現場にある武家住居。おのずのこの2つを比較しながら、現場の作業を見守り、適切なサジェスチョンをしなければならない。図面での当初の指示は全部済ませてある。修繕の為天井...
続きを読む
江戸後期に建てられた武家住宅では、既存の壁仕上げ剝きの作業が行われていた。入っての玄関正面だ。土壁の下地を含めた状態が露出された。竹木舞の状態が見える。盛りカゴをつくるように竹を重ねて織っていく。とこ...
続きを読む
小規模の建物であり、現場はみるみる変化して行く。毎日のように電話が入るのでその度現場に行く。漆喰下地の木ズリの打ち付けが終わった。木ずりは乾燥してないといけないので、在庫して納品できるもので巾の狭い6...
続きを読む