私も所属する市民団体の景観の今年度の修景作業がようやく終わりに近づいた。
修景作業ー1
材木栄屋さんの道路に面するブロック塀の修景作業。(上の段の写真)
腰から下を鎧張りの杉板を張り志士隊で張り、最上部の飾り板を画家蔦谷栄三さんにこの地域にまつわるものをと絵をお願いしましたら、上山歴史絵巻として描いて頂き、最後の塗装を終え、ようやく所定の場所に取付し納めました。後は春先を待って、ブロックの部分を塗り壁仕様で仕上げ整えるのみです。7月から始まった作業は、途中、中抜けし、10月から再び始まり、12月にようやく完成の目途がたってきました。もう7年も活動を共にする城下町再生志士隊(市民活動団体)のメンバー、毎回現場作業を支えて金原棟梁、塀の所有者で協賛者でもある材木栄屋さん、数多くの協賛者、協力者、そして、今回の修景の仕上げを、歴史絵巻アートにまで高めて下さった蔦谷先生に感謝感謝。
修景作業ー2
湯町松本屋旅館の浴室周辺の修景(下の段の写真)
湯町の入口に在る明治中期から旅館で、上山において、最も風情を感じる場所であるが、長年の風雪は建物を痛みつけ、補修も必要であったこともあり、活動団体の事業として、プロデュースした。浴室外部は戦後に改装によって今のカタチになったものであり、そこに戻すのではなく、明治期のこの界隈の写真を手掛かりに、ここに相応しいしいものとアレンジしたもの。
修景以前の状態
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