絵の中を自由に旅する彼女がいる。彼女が描いた絵の中に彼女がいて、そして彼女は今はデスクにすわりパソコンの前にる。ここは彼女の個展“ofro展“の会場の中。浴槽の中でノートパソコンを触っている。自らの名前を掘った墓石にも腰掛けている。印象的なシーンだ。
そこに描き終えたばがりのデッサンがある。彼女にお願いし私を描いてもらったものだ。写真に写る個人のポートレートは私を写し出しているのだろうか?そんな不在感を筆のもつ不確かな存在感で置き換えたいという願望だったかもしれない。何れもイメージは其々のの引き出しで自由に形成されるであろうが・・・・・
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