オリンピックの朝に

オリンピック開会式の朝に、われら氏子は三吉山の参道を登っていた。地区の清掃活動を引継ぎ、山頂までの参道の頂上の草狩り枝払いが主な役務である。6時頃の頂上から眺める山々は霧がかかったようにどんよりと写った。上山盆地に突き出た格好である三吉山は県内の思いがけない場所から見えることがある。かの歌人斎藤茂吉もこう詠んでいる。「をさなくて 見しごと峯のとがりをる 三吉山は 見れど飽かず」と。ここが最初からこの頂上に神社があったわけではない。天保年間に地区で疫病が流行り、地区の代表が秋田太平山三吉神社(みよしじんじゃ)にお参りし、その後ピタッと病が止み、天保8年に分霊勧誘し、ここに三吉神社をつくる。地区では1年置きに本山までいく行事をすすめている。勿論、各地に名がつく太平山(たいへいざん・おおひらやま・だいひら)三吉山(みよしやま・さんきちやま・みよし)は山岳信仰三吉霊神の流れを組む地という事になろうか。ここの三吉神社は養蚕の神様でもあると云われる。
 この草刈作業を終え、土用期の作業、梅干しに入る。そして思い出したように1年前に作った梅ジュースを取り出し、父にも差し出す。
その後にクリニックへ。実は頂上でカメバチに小指とこめかみを刺されが気になってのこと。何処も腫れていないが気持ち悪くないかとアイスノンを渡され、薬をもらう。2度刺されれば死に到ることもあるその猛毒に何ともないようにしている私に、カミさんはバケモノという。しかしこれには裏があった。刺された時、直ぐに喜一さんが渡してくれたキンカンにあった。おそるべしキンカンの効き目。1日開けた本日、目の先が少し腫れてきた。おそるべし、カメバチの威力。


  



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