原本の迫力

 東講商人鑑(あずまこうあきんどかがみ)の原本を見ることができた。復刻版はすでに本屋さんに並んでいる。安政2年発行の旅のガイドブックだ。江戸版「るるぶ」といったところだろか。各宿場の様子、町に並ぶ店、街道の様子など絵にしている。
今、仕上がろうとしている地図の片面はこの「東講商人鑑」を手本に構成した。
「原本がほしい。」デザイナーの要望だった。漸く所有者石井さんに逢い、借りることを申しでた。久々にお会いした石井さんも奥様も変わらず朗らかでやさしかった。そして快く承諾してくれ、お借りすることができ、デザイナーと一緒に眺め、その描写の確かさに驚いた。多分、版を刷り重ねていったのだろうが、その質、量、企画力には只々脱帽だった。一晩お借りし、眠る前にじっくりと眺めた。至福の時だった。
その絵も差し込んだ地図が間もなく仕上がってくる。狂気の町並みデータは中山さんが柔らかなタッチで仕上げてくれ、全体のデザインは亜希子女史が全部詰めてくれた。地図の本当の評価はこれからだ。ただ、印刷にあたってくれる壇さんが版下を見て言った。「これは飾っておきたい地図だね」と。これを聞いてちょっとだけ安心した。
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