ギフト 春の大井沢

こごみが出たとの呼びかけで、五月末に大井沢へ向かった。山への案内人は渋谷さん三兄弟。この山々の主のような存在と思っている。
未だ雪渓が残る谷を越えて漸く到着。あたり一面のこごみ。上の方はすでに穂が開いている。これをハゲゴに詰めるだけ摘む。1つの株から生い茂るこごみの全部は摘み採るな。これが指示。そうしないと次の年のこごみは痩せてしまう。毎年のように誘ってくれるその山の恵みの魅力と、嘗ての上司渋谷さんの人の魅力に魅かれOBが集まり、ひと時を過ごす。お返しにひと月遅い畑仕事を手伝って、一日を終える。もしかしたら、このようなやりとりが中沢新一教授がいう、山と人の、人と人の贈与(ギフト)、第二種交換、キアスム構造と呼ぶものかもしれないと思える。
帰り、大井沢から見える月山は悠々と写っていた。
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