民具に魅せられて

旧校舎の体育館に探しものに出かけた。しかしそこで出会ったモノたちは強烈に訴えかけてきた。カタチが機能を表すと言ったらいいのだろうか。農具の手づくりのカーブが生きている。圧巻だったのは消防ポンプだった。
 20世紀は機械の時代と言われた。ル・コルビジェは「住宅は住む為の機械だ」(これは多くの誤解を招いた)。しかしの彼の造形力は群を抜いていた。(パリからチューリッピ行の列車に揺れて、国境際のベルフォートで降り、出かけたロンシャンの教会は、20世紀最大の立体芸術と確信できる宗教施設だった。近代建築ではカタチは機能に従うと言った名言も生まれた。20世紀末のポスト・モダンは、機能から遊離したカタチのショウのようになっていた。まるでメディアに乗った建築となった。当然賞味期限は短かった。バブルとも重なった。しかし、来たるべき時代を模索した時代だった。21世紀はコンピュータの時代で、格段の計算処理能力で、それまで処理できなかったことが想定の中に入れることができていた。かなり乱暴に綴ったが。
現在のカタチと機能が見えない時代に、プリミティブな関係が保たれたカタチと機能の関係が見れることの懐かしさがうれしい。
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