例年の10月から始まったブロック塀を含む修景作業が12月19日の完成式典を終え完成し、一緒の作業を行った志士隊メンバーを協賛者、協力者と一緒に宴でお祝いした。この9年間で十数か所の場所の線上の塀から、L型のコーナーの内側に囲むように塀を修景をした為(厳密に言えば、十日町角の空き地もしたがその時は片面ノミだった。)初めて包まれるような場所ができた。足湯の廻りにあるのでゆっくりと寛いでいれる。メデイアの取材をも幾つか受けてはいるが、いつもこちらの趣旨の正確に伝わらない。たかだか塀である言えばそれまでだか。いつも、そこにその場所でしか表現できないようなものを探している。なにもしないでおこうとしても、何かを表してしまう性をそのまま写しだしてみようとしている。ただ、安易な受け狙いはしない。時を経て、風景に溶け込んた状態になっても、アノニマスは風景の中にきっと誰かが、何かを表現しょうとしたこれらの痕跡を探してくれるだろう。それが長年、いろんな町で出会ったモノたちから学んだことだった。それしても、ずーっと作業を共にした志士隊メンバー、金原棟梁、素敵な湯の町歴史絵巻を描いてくださった蔦谷先生、皆さんに感謝、感謝。
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