畑へ 始動

未だ朝の雪降りが止まらないという例年にない空模様にシビレを切らし、タイヤ交換もそっちのけで畑に消石灰をいれ耕運機をかける。昨年中に蒔くできなかったさやエンドウと、ホウレン草をとりあえず蒔いてみる。発芽温度が14度とかたや20度で、それが気になってのこと。後はゆっくりと堆肥をいれ、じゃがいもだけを先に済まし、5月の連休を待てば良い。堆肥もトラック1台分手に入れた。雑草を取りながら作秋の植えたニンニクと玉ねぎに雑草を除きながら肥料を与えてみる。春先から夏まで雑草との戦い。大抵は夏には雑草に負けてしまう。近くできれいに畑を手入れしているオジサン、オバサンの畑を横目に今年こそといつもそう思う。
土の臭いが好きだ。雑草を取りながら手が草臭くなり手のシワに土が入っていく感じも悪くない。昨年失敗した部分を省みながら、今年の収穫を夢みる。畑にいると幼いの頃の田畑にいた母を思い出す。収穫の時期には上手く話すこともできなくなった母を畑に連れてこよう。


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